土曜ワイド劇場「時間よ止まれ」 1977年7月2日放送

2時間ドラマ、2時間サスペンスと呼ばれている番組が最初に放送されたのは、1977年7月2日(土)の『土曜ワイド劇場』の「時間(とき)よ、とまれ」です。

 

 

2時間というものの、当初は1時間24分の枠で放送されていますね。

 

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15年間に九州のとある田舎町で起きた殺人事件を追い続けていた刑事が、

事件の時効まであと10日となった日に見たテレビのボクシング中継。

テレビに殺人事件の指名手配犯人が映っていたのだった。

果たして刑事は時効までに犯人を逮捕できるのか。

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このドラマは、冴えない刑事役の渥美清、犯人役の小林桂樹、犯人の昔の女役の市原悦子の3人がメインキャストといえるようです。

放送前の新聞の朝日新聞テレビ欄には『ともかく一回目は期待を裏切らない。というより期待以上の出来と言っていい。説得力あるドラマだ』と好意的に書かれています。

 

刑事コロンボのようなミステリファンを満足させるような仕掛けの妙はありませんが、メインキャストが演技派なので、重厚で余韻の残るドラマになっています。

 

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